サットヴァレモンとは?オウム真理教内で食されていたサットヴァな食べ物について

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サットヴァレモンをご存知でしょうか。オウム真理教では、一日一食は聖なる食事を食べていました。その聖なる食べ物のことをオウム食と呼び、サットヴァレモンはオウム食の中でも代表的な飲み物です。この記事ではサットヴァレモンとは、どんな飲み物なのかをご紹介していきます。

サットヴァレモンとは?オウム真理教内で食されていたサットヴァな食べ物について

目次

  1. オウム食とは?その変わった風習をご紹介
  2. サットヴァレモンとは?
  3. 他のサットヴァな食べ物について
  4. オウム真理教での食に関しての逸話

オウム食とは?その変わった風習をご紹介

ろうそくが配置されたディナー
JillWellington

オウム真理教内では一日に一度、聖なる食事を摂ることが原則であり、信者はそれを守るため、オウム食と呼ばれる食べ物を食べていました。サットヴァレモンはそんな聖なる食事の一つであり、信者にとても愛されていた飲み物でした。

サットヴァとは、麻原彰晃のマントラ(呪文・真言のようなもの)を聞かせたり、電流を流してカルマを落とした食材を指し、マントラを聞かせている時間によってその食材の価値が変わってきます。

麻原彰晃のマントラをよりリアルな音で食材に聞かせるため、当時のオーディオとしては最先端だったハイレゾが用いられていました。

サットヴァレモンとは?

おしそうなレモネード
JillWellington

当時のカネボウ・フーズが販売していた、「フルフルレモン」という粉末飲料を、パッケージを取り替えて販売していたものを指します。もともとはカネボウ・フーズが販売していたものなので、その味は保証されていたことでしょう。

また、サットヴァレモンはオウム真理教の儀式である「キリストのイニシエーション」にも用いられました。

キリストのイニシエーションとは、サットヴァレモンにLSD(薬物)を混ぜたものを飲む儀式のことで、信者達に幻覚症状を起こさせ洗脳に用いていたとのことです。

キリストのイニシエーション後には、信者達の体内に薬物が残ってしまうため、温熱療法と呼ばれる、およそ57度ほどの熱湯に浸かる修行も行われていました。

他のサットヴァな食べ物について

サットヴァレモンの他にもサットヴァな食品は存在しました。サットヴァオレンジ、サットヴァアップル、サットヴァグレープフルーツといったフルーティー系の飲み物から、サットヴァ・ハニーやサットヴァサラダオイルといった普通(マントラを聞かせていたためカルマは落ちている)のはちみつやサラダ油も販売されていました。

サットヴァな食べ物以外にも、根菜類や豆といったものを煮込み、味付けを行わない調理法で作られたものをオウム食と呼び、信者達は毎日食べていました。

オウム真理教での食に関しての逸話

美味しそうなデザートが並ぶ棚
Pexels

オウム真理教内では、殺生は禁じられており牛乳が禁止されていたため豆乳を飲んでいたようです。一説にはヨーグルト菌やイースト菌などの菌類を食べることを禁止されていたため、パンやヨーグルトなども食べることができなかったようです。しかし、別の説では「ソーマ」と呼ばれる食事には牛乳やヨーグルトが使用されていた(もちろんマントラを聞かせる)との話もあります。

アーモンドに関する逸話

アーモンド
stevepb

ある日、理由を知らされずに「アーモンド」が大量に信者に配られたことがあったらしいのですが、その量はどんぶり一杯分に相当し、日に日に配布される量は増えていったそうです。食べ物を捨てることは許されなかったため、男女関係なく無理しながらアーモンドを食べていました。後から漏れ聞いた話では、麻原彰晃の3女アーチャリーがアーモンドが好きだということで買い過ぎてしまったらしいとのことです。

丹という謎の食べ物

ある日、とくに理由を知らされずに「」と呼ばれる謎の食べ物が配られたことがあったと言います。麻原彰晃直々に配布令を出したらしく、信者はみんな喜んだそうです。見た目は茶色くゴツゴツした肉団子状のものだったと言います。食べた信者曰く、「クソまずかった」とのことで、どのようにして作られたかというと、祭壇に供養した食べ物を、鍋で煮て小麦粉で固めたのだそうです。

祭壇に供養したという意味は、残飯という意味でつまり「残飯が大量に発生したから煮込んで配った」ということのようです。また丹は残飯なので、当たり外れがあり、予期しないようなものが入っている場合もありましたが、信者は皆食べていたそうです。

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