【厳選】意味がわかると怖い話とその解説10選
意味がわかると怖い話、通称「意味怖」。文章の意味がわかれば、ゾッとしたり、なるほどと思うことでしょう。読んでも何が怖いのかわからない場合は解説を見てゾッとしてください。数多く存在する意味がわかると怖い話ですが、ここでは10選に厳選してお送りいたします。
目次
【意味怖】ホームパーティー
このまえ僕の誕生日にホームパーティーを開いてもらったんだ。そのときにみんなで撮った写真を確認していたら、押入れから見たこともない真っ白な顔をした目が赤い女性がこっちを睨んでたんだ。心霊写真だと思って鑑定してもらったところ、「この写真からは霊気を感じない、心霊写真ではない」と断言されたんだ...。びっくりさせやがってw
白い顔の女性は幽霊ではなく実際に押入れにいた。
【意味怖】トンネル崩落事故
私の妻の実家はけっこうな田舎で、電車を乗り継いだ後にバスに乗る必要があった。ちょうどバスが山のふもとに差し掛かった頃、幼いむすこが「お腹すいた」とだだをこねて泣き出した。仕方なく下車し、近くの定食屋に入った。食事もひと段落し、設置されていたテレビにふと目をやると、先ほどまで乗っていたバスがトンネル崩落事故に合い、乗客全員が死亡したという。
そのニュースを見た妻は、「あのバスを降りなければよかった...」と言った。私も降りたことを悔やんでいる。
バスを降りなければ停車することなく、崩落する前にトンネルを通り抜けていたはずだったから。
【意味怖】消える死体
ある日、僕は幼い妹を殺した。鳴き声がうるさかったからだ。死体は井戸に捨てたのだが、次の日には死体は消えていた。
数年後、僕は友達を殺した。些細な喧嘩が原因だ。死体は井戸に捨てたのだが、次の日には死体は消えていた。
また数年後、僕は付き合っていた彼女を殺した。彼女の浮気が原因だ。死体は井戸に捨てたのだが、次の日には死体は消えていた。
昨日、母を殺した。介護が必要になったからだ。死体は井戸に捨てたのだが、死体は消えておらずそのままだった。
その後母の死体が消えることはなかった。
母が死体を処理してくれていた。
【意味怖】彼女の失踪
僕の彼女と連絡が途絶えてしまった。アルバイト先にも出勤しておらず、電話にも出ない日が続いている。何か事件に巻き込まれたのかもしれないので、最近知ったばかりの彼女の家に行き、外の様子を伺ったが何もおかしなところはない。かぎをこじあけ、家の中を見渡すと、大事な荷物をまとめて逃げ出したような形跡があった。彼女はいったいどこへ行ってしまったんだろう。
彼女は「僕」というストーカーから逃げたのだった。
【意味怖】小旅行
昨日は海に足を運んだ。
今日は山に足を運んだ。
明日はどこへ行けばいいんだろう。僕は頭をかかえた。
日が暮れたので、重い腰を上げ家に帰った。
海と山に片足づつ運び終わったので、次は頭部をどこへ捨てようか考えている。
【意味怖】エレベーター
私はマンションの14階に住んでおり、帰宅する際には必ずエレベーターに乗るのだが、その日もいつも通りエレベーターに乗り込み、14階のボタンを押した。エレベーターのドアが閉まりかけた際に、8階のボタンが点灯した。誰かが8階から乗ってくるのかな...。と思ったが、直後に私は慌てて2階と3階と4階のボタンを連打した。3階でエレベーターは止まり、急いでドアから出て一階まで駆け下り、その日は明るくなるまでコンビニで立ち読みしました。
エレベーター内のボタンは内側からボタンを押した際に点灯する。
【意味怖】イヤホン
9,800円で昨日購入したばかりのイヤホンが壊れてしまった。一日中音楽を大音量で聞いていたせいだろうか。
テレビも映像が映るのに音が出なくなってしまった。腹が立ったのでイヤホンもテレビも叩き壊してやった。
気晴らしに散歩しに外へ出ると、その日はいつになく静かだった。
壊れたのはイヤホンでもテレビでもなく、自分の耳だった。
【意味怖】エレベーター pt.2
私が勤務している会社は高層ビルの30階にあり、通勤時なんかはいつも満員状態です。今日私が出社すると、なにやら騒がしく、何が起こったか聞いてみると、エレベーターが事故で30階から一番下まで落下してしまったらしい。
あとで知ったのだが、怪我人は一人もいなかったようだ。
「怪我人」はいなかったようです。
【意味怖】初めての彼女
俺にもついに春がやってきた。すごく美人の彼女ができたんだ。今日は俺の家で初めてのお泊まり。映画を二人で見ていると、彼女はトイレに行った。すると突然悲鳴が聞こえ、俺がかけよると彼女は「用を足そうとして便座を上げたら、フチにゴキブリがいたの!」。
ゴキブリにこんなに怖がるなんて、なんてかわいい子なんだ。
用を足すために便座をあげるということは...。
【意味怖】屋上の少女
僕は屋上で夕日を見ながら食べるコンビニのおにぎりが大好きだ。
その日も一人で屋上に行ったのだが、先客がいた。髪が長く色白の可愛らしい女の子だ。一目惚れってやつかもしれない。
その子と目が合った次の瞬間、僕は人がこいに落ちた音を初めて聞いた。
恋ではなく、故意に落ちました。
この記事のライター
マイムマイム
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